２年生として臨んだ体育祭
体育祭を振り返って書いた作文に、生徒一人一人の思いがつづられていました。それらに目を通すと、準備や練習、そして当日の運営までたくさんの時間と労力をかけて取り組む大変な行事ですが、それを通して生徒が様々なことを感じ、考え、学んでいるということに改めて気づかされます。今回は２年生の作文を紹介します。
私は今年の体育祭、去年よりも達成感がありました。今年は体育祭２年目で、先輩としての体育祭になったからだと思います。
私は去年とても体育祭練習がつらかったです。なので、体育祭練習が始まった時、「嫌だなあ」と思っていました。ですが、練習を重ねるごとに段々と楽しくなってきてきました。勝ちたいと思うようになり、一段と練習を頑張ることができました。いつの間にか練習が苦ではなくなりました。むしろ、楽しかったです。
それと今年は先輩という責任感とプライドで、並び場所を完ぺきにして周りの子にも呼びかけようと思いました。その目標はちゃんと達成できたので満足しています。しかし、周りの子に呼びかけることはできても、大きな声で全体に呼びかけることができませんでした。なので、来年はもっと自信を持って呼びかけをしたいです。
体育祭当日、とても楽しかったです。みんなの応援をして、競技は団結して、とにかく全力を出して燃え尽きました。練習でそろわなかったパネルがそろったと聞いた時は感動しました。みんなが同じところ目指して頑張ったんだと思います。嬉しかったです。応援は青軍に負けてしまったけれど、全然悔いはありません。全力を出し切った結果がそれなら満足です。
来年の体育祭は今年の体育祭に負けないくらい活気のあふれるものにしたいです。自分のことだけに精一杯にならず、周りにも目を配りたいです。あと、呼びかけを頑張ります。
体育祭を通して私は２年生の重要さがわかりました。３学年あるのも、最高学年への段階が必要だからだと思います。なので、残りの２年生としての生活で立派な３年生になれるように自立していきたいです。そして来年の体育祭を、全ての人が「楽しかった」と思える最高のものにしたいです。
（２年生 女子）