2015年03月19日（木）

志学式　「建学の精神」を大切に　

昨日は生徒会主催の「３年生を送る会」が行われ、１～２年生の各クラスが３年生のへの感謝の気持ちを歌や劇、ダンスで伝えました。どのクラスも工夫を凝らした企画になっていていましたね。ギター部や先生たちの演奏にも、３年生へのメッセージが込められていました。本当に心あたたまる素敵な時間を過ごすことができました。

今日は昨日の盛り上がりとはうってかわって厳粛な雰囲気の中、志学式が行われました。志学式には「９年間の義務教育を終え、ここから始まる新たな学びへの志を立ててほしい」という願いが込められています。
校長先生の式辞の中で、「誠心一筋に生き人の幸せの支えとなれ」という建学の精神が何度も繰り返されていました。

様々な行事に取り組む中で、自分にできないことを代わって引き受けてくれる仲間の存在に気づき、その仲間に対する敬意と仲間に限りない援助をする決意を持つことで、一人では成し遂げられない仕事を仲間と共に成し遂げる人になってほしい。人を思い、人を支え、人に支えられる、これこそがこれからの社会で求められることであり、建学の精神そのものである。

人が支え合うことの中で大切なものは、対話と言葉である。言葉は人の心を動かし、人を勇気づけることができる。他者を理解するために対話は不可欠である。そこで交わす言葉を大切にすることは、自他ともに幸せになれる人間社会を築くことになる。これも建学の精神が示す生き方である。