全校でエンジョイした野外オリエンテーション
5月8日、みんなが願っていた好天の下行われた野外オリエンテーション。各務原少年自然の家に行き、1~3年の縦割りのグループでレクリエーションや野外炊事に取り組みました。
3年生はリーダーとして指示を出し、「あいさつしてバス降りるよ。」「急いで移動するよ。」「これはこうやって切るといいよ。」など後輩たちによく声をかけていました。最上級生としてグループを引っぱっていこうという意識が感じられました。2年生も1年生に優しく話しかけたり、荷物の移動を手伝ったり、グループを支えていました。1年生はグループの最初の顔合わせの時には少し緊張気味でしたが、当日は「先輩!先輩!」と楽しそうに話しかけていたのが印象的でした。また、同じグループの体調が良くない仲間やケガをした仲間を気づかう姿もありました。そういった様子を見ていた自然の家の職員の方が「西中学校はあったかい集団だね。」とおっしゃっていました。
レクリエーションを進行する生徒会のメンバーは自分たちで指示を出し合いながらすばやく準備と片づけをしていました。また、生徒会ではこの日のために放課後毎日のように準備・計画を進め、先輩と後輩の絆を深める Let’s enjoy the event! という目標を達成させようと話し合ってきました。みんなでレクリエーションを楽しむことができるよう、相談して普通の鬼ごっこにはないルールにした結果、「レクリエーションを楽しめた人?」という問いかけに良い反応がかえってきていました。
グループで力を合わせて作ったカレーを食べ、少し険しい山を登り、あっという間に退所式。一日の終わりで疲れがみられるのではないかと思いましたが、しっかりと顔をあげて職員の方や先生や仲間の話を聞くことができていて、最後まで気を抜かない姿がすばらしいと思いました。
これからのぞむ行事や普段の生活でも先輩・後輩の絆をさらに深め、ともに成長していく姿がみられることを期待しています。