西華祭を通して得た財産
今日の生活ノートには、先週末に閉会した西華祭を振り返った記事がたくさんありました。その中からいくつかを学年別に紹介します。
【1年生】
西華祭を間近に控えた先週水曜日の記事:ついに今日で西華祭まであと1日となりました。西華祭で大事なことは、部門賞も大事だと思うけど、それ以上にどれだけ先輩たちと協力して作品を作ったかということだと思います。部門賞は協力した数が多い企画が得るものだと思うので、残り1日協力して作りたいです。 (男子)
今日の西華祭で私は体験部門の後半の仕事を担当していました。私は受付です。写真を撮ったり、接客をしたりと、すごく忙しかったです。私がお客さんにつかまっていて困っていたら、先輩がずっと近くにいて助けてくれました。特にN先輩は、今日の担当ではないのに、1日中受付の手伝いをしていてすごいと思いました。また、私がいろんな事で困っていると、教えてくれたり、やってくれたりして、すごく感謝しています。来年は私が助ける番です。今年のことを生かして頑張りたいです。 (女子)
【2年生】
3年連続部門賞には届きませんでしたが、達成感はあります。2年生は6月に名古屋研修もあり、準備に参加する回数が少なかったけど、その中でできる最大限のことはできたかなと思います。小さなものから大きなものまで、たくさんの人の協力で一生懸命できるところが体験部門の良い所だと思います。来年はほしいです。部門賞! (女子)
西華祭をやって1つのことが出来るようになりました。それは後輩や先輩に関わってサポートやフォローをすることです。今までの私はこれがあまりできなかったのですが、西華祭を通して出来るようになりました。 (男子)
【3年生】
西華祭。終わってしまいました。部門賞は取れなかった。でもCちゃんが「悔いはない」って言ってたのを見て、良かったって思いました。つられて泣いちゃった。隣を見たらK君も泣いてて…。みんながそういう風に思ったのも、ここまで団結してやってきたからなのだと思いました。悔しかったけど、今年の西華祭をあのメンバーで、あの時間、”West in Black” (企画名)ができたことを幸せに思います。ありがとう。 (女子)
そしていよいよ部門賞の発表。我々中学展示部門は…見事、部門賞を獲得できました。一昨年以来、2度目の受賞です。展示部門に3年連続で所属していますが、一番つらいのは決まって「片付け」です。何ヶ月もかけて作った物を壊すのは心が痛みます。「形あるものはいずれ滅びる」とは言いますが、それでもやはり、耐えられません。願わくばそのまま残しておきたかったです。2013年度「美・富士山春夏秋冬」、2014年度「西中スカイツリー」、これら2つ以上に今回の作品は丹精込めて作りました。そこには英語演説に挑戦しながらも展示部門の方針を確立したリーダーのKさん、部長を支えるために奔走してきた副リーダーのK君とWさん、応援団担当でお忙しいS先生、夏休みがないに等しかったO先生、そのような彼らの熱い思いに”本気”で応えたいという気持ちがあったからです。これは他の展示部門のメンバー誰もが同じだと思います。そうして完成した「Love the Earth」と「月」と「人工衛星」。これらを構成する4万羽の折り鶴には、「平和への特別な想い」が込められています。どうかこの地球がいつか「Love and Peace」であふれる日が訪れますように…。 (男子)