2018年05月03日（木）

野外オリエンテーション 2018

ゴールデンウィークの合間を利用して行われる野外オリエンテーション。
ゲームや野外炊事を通して学年の枠を超えた友達関係ができるため、１年生も安心して中学校生活を送れるようになります。上級生にとっても、『先輩』としての役割を自覚し、行動に表す機会となっています。１年生の嬉しそうな表情、上級生の気遣いや優しい言動がいっぱい。毎年ここで西中の温かい校風が受け継がれるます。私はこの行事が大好きです。

今年度は全体目標に『サラダボウル〜美しさをお供に〜』を掲げ、生徒会役員と各クラスのリーダー達が中心となって準備をしてきました。
入所式を終え、すぐに全校レクが始まりました。３つのグループに分かれて他グループの子を追いかけてタッチするゲームでした。タッチされたらそこで互いに自己紹介をして、タッチされた子は相手に手持ちの紙を渡します。なんとも微笑ましいゲームです。タッチされた子は手持ちの紙を相手に渡します。新しい紙を求めて挙手しながら本部に向かいます。タッチされまいと必死になって逃げ回る子、逃げる相手を最後まで追いかけ回す子…広場の内外で目まぐるしい攻防が繰り返されました。

タッチした（された）決定的瞬間！
互いに自己紹介します！
新しい紙を求めて本部へ！

タッチされた子でにぎわう本部
ゲーム後にビブスを片付けていると…
グループの仲間がお手伝いに来ました

野外炊事はカレーライス作りです。
かまど係と調理係に分かれて、それぞれの役割を協力して行いました。
慣れない１年生に２〜３年生が声をかけ、手を取りながら一緒に作業する姿がとても微笑ましかったです。彼らも１年生の時はこうして上級生から手ほどきを受けていました。その時の姿が思い出され、それぞれの成長を感じるとともに、こうして連綿と続く仲間作りの流れが本校の温かい人間関係の源であると思いました。

出来上がったカレーはグループそれぞれ。中にはちょっとおこげが入って苦みのきいた大人のカレーもありました。『同じ釜の飯』を食べ、またひとつ親しみを感じるグループになりました。

調理係の説明をしっかり聞いて…
先輩と一緒に
おいしいカレーを作ります！

かまど係の説明をしっかり聞いて…
先輩と一緒に
立派なかまどで火をおこしました！

おいしそうなカレーライスの完成！
苦みのきいた大人のカレー発見！
どのテーブルも和やかな雰囲気です！

昼食を食べる頃には雨が降り始めました。
予定されていた伊木山フィールドワークを変更し、午後は屋内でファイブゲームを行いました。
パスしてころりん、巨大豆つかみ、パイプライン、トランポリンの４種目を１つ１つローテーションしながら行いました。どのグループも高得点を取ろうと気持ちをひとつに頑張ってました。上手くいっても、失敗しても歓声が上がりました。あっという間に時間が過ぎていきました。

この１日の活動を通して、西中生が１つのまとまりになってきました。自然の家の所長さんを始め、所員の方々からもきびきびした行動や思いやりの姿について、おほめの言葉をたくさんいただきました。
今年度の様々な活動を支える西中生の『絆』を確かなものにした１日でしたね。
生徒会役員をはじめとする２～３年生のみなさんありがとう。お疲れ様でした。