2014年09月25日(木)
カテゴリー:3つの教育の柱の取り組み
理科の探究力 観察するスキル
9月20日、学校見学会で2年B組の理科探究の公開授業を行いました。この日はいつもとは違い、クラス一斉授業を行いました。職員からいただいた冷凍ミツバチを使い、観察実習を行うことにしました。テーマは、観察スキル(技術)の向上です。
ミツバチについて生徒に尋ねると、巣のハニカム構造・スズメバチの撃退法・一度しか刺せない・・・と次々に詳しい知識が出てきます。ならば、そのしくみを解明したいですね。ミツバチの体を双眼実体顕微鏡で観察しながら、ピンセットで調べたい部分を操作します。つまり、疑問を解くための観察方法を身につけることが目的。顕微鏡や細いピンセットを思うとおりに使いこなせないと、探究的な観察はできません。ただ見るのではなく、本数を数える・長さを測る・角度を数値的にとらえる・・・を通じて、他のハチと比較できるデータになります。さて、ミツバチの針はどんな特徴だったのでしょう。
授業での観察は、はね・触角・足・針のうちから
生徒が選んで行いました。もっとも難度の高い針
を選んだ生徒が一番多かったようです。写真は、
セイヨウミツバチです。
第4回学校見学会では、小学生対象に理科探究授業を行います。
興味がある方はぜひお申し込みください。
(教員 YH)