【言語】2020 夏休み前集会スピーチ①「夏休み」
本校では、言語力の育成のため毎日朝のホームルームの時間に、順番に一人ずつ1分間スピーチを行なっています。スピーチをするまでには、主張点や考えの根拠、話す順序を整理するなど様々な準備をして臨みます。
全校集会では、各クラスで評価が高かったスピーチが披露されます。
今回は、その中の一つをご紹介します。
夏 休 み
中1 野尻祐衣さん <多治見市立根本小学校出身>
明日から、夏休みです。夏休みといっても、例年と比べると日数が少ないので、あまり期待していない人もいるのではないでしょうか。
ところで、夏休みはなぜあるのか、皆さんは知っていますか?
私は夏休みがある理由について考えたことのある人は、少ないと思います。実際、理由は明確ではありませんが、目的としては、生徒が学校では体験できないことに挑戦できるようにするため、教職員の休業のためなどが挙げられます。
生徒が学校では体験できないことに挑戦する、とは、専門学校の生徒が資格試験や国家試験を受験したり、私達の場合では、家族との時間を過ごしたりすることなどです。今はコロナ禍で、限られたことしかできませんが、この夏休み、新しいことに挑戦してみたいと思いました。
教職員の休業については、実は夏休み中でも勤務しており、プラスで部活動があるので、目的として言われているだけで、実際には勤務されているそうです。先生方、私達のために、ありがとうございます。
ここで、私は海外の夏休みはどのようなものなのか興味を持ったので、調べてみました。すると、スウェーデンなどの宿題が全くでない国や、アメリカなどの夏休み中は教職が無給の国や、フィリピンなどの夏休み期間が2か月以上ある国などがあり、驚きました。アメリカの教師は夏休み中、バイトをしているそうです。
私は、2か月以上の休みには憧れますが、休校期間が3か月もあり、満足したので、約2週間の夏休みで、しっかり今までの勉強を復習し、夏休み明けから、新しいスタートをきれるようにしたいと思いました。