2014年10月06日(月)
カテゴリー:3つの教育の柱の取り組み
「英語を学んで日本語を知る」
中学から始まる本格的な英語学習。1年生は、様々な英単語や表現、文のルールを一生懸命に理解し、覚えようとがんばっています。「英語を話せるようになりたい」「英語を得意にしたい」「英語の仕事に就きたい」など、人それぞれに目標があると思います。頑張って英語を勉強しようとする気持ちを大切にしてほしいです。
さて、みなさんは『英語学習を通して日本語の理解が深まる』ということを知っていましたか。英語を勉強するとき、日本語と比較しながら理解することがよくあります。日本語にあるけど英語にないものや、英語にはあるけど日本語にはないもの、いろいろな文で言葉の語順が違うことなど、英語と日本語ではたくさんの違いがあることに気づきます。また、それぞれの文化や歴史に触れて、考え方や価値観の違いに気づくこともあります。
英語の勉強をすることは、もちろん英語そのものを学ぶことですが、同時に日本語を客観的に見る目を養ってくれます。「ことばの学習」は奥が深く、広がりを持つものです。いろいろなことに興味や関心を持ちながら一緒に「ことばの学習」をしてみませんか。
(教員 IY)