西中VOICE

秋の月はなぜキレイ?

いろんなことに関心の幅を広げてきている生徒達。

毎日の生活の記録には自分で調べてみたことを書く生徒が少しずつですが増えてきています。

時には普段の倍以上の文量を書いてくる生徒もいます。

今回はそんな生活の記録でのやりとりを紹介します。

 

2年生徒(11/6)
「11月5日はミラクルムーンが見れたそうです。このミラクルムーンは、1843年の江戸時代後期に見られ、実に171年ぶりです。2014年は、9月8日が中秋の名月(十五夜月)で、10月6日が十三夜月で、通常なら名月はこれで終わりですが、今年は3度目の名月がありました。この3度目の名月をミラクルムーンといいます。十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜月は日本独自の風習で、十五夜の月を見たら十三夜の月も見ないと縁起が悪いと言われていたそうです。私は、そのミラクルムーンを見逃してしまいました・・・!171年ぶりの名月・・・見てみたかったです。」

image

わざわざ新聞を切り抜いて貼ってきてくれました

 

教員コメント
『見逃してしまったの?残念。先生はしっかり見ましたよ。とはいえ、秋の月は本当に綺麗だなあと思います。いつでも同じ月なのに不思議だよね。』

 

2年生徒(11/7)
「ということで、なぜ秋の月はキレイなのか調べてみました。まず、1つ目の理由に、空気が比較的乾いているということです。具体的には、水蒸気の量が少ないということです。これにより大気がぼやけたりすることがあまりないため、月がくっきりと見えます。2つ目の理由は、目の高さです。月が見える高さは季節ごとに異なります。冬の月は高く、夏の月は低いです。秋と春の日は適度な高さにありますが、春は花粉や黄砂などで大気が汚れてしまいます。なので年間を通して見てみると、秋の月が1番キレイというわけです。」

 

探究心が徐々に深まりつつあるように感じる今日この頃です。

(教員OK)





























































このページの先頭へ