2015年10月21日(水)
動物学研修の事前学習
西中の2年生は毎年、理科学習の一環として『動物学研修』を行っています。
動物の進化、特にサルの進化を、骨格を比較しながら学ぶのです。
サルと言えば、犬山にあるモンキーセンターは霊長類研究所もあり、サルの研究にはもってこいの研修先です。
ただの見学に終わらないよう、昨日はモンキーセンターから高野先生にお越しいただき、事前学習として『チンパンジーを知ることからヒトを知る』というテーマの講義を受け、実習をしました。初めて知ることが多く、知的好奇心をくすぐる刺激に満ちた学習になったようです。
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高野先生による講義
- チンパンジーの骨格
- ヒトの骨格
生活ノートにも生徒の感想が記されていましたので、紹介します。
動物学研修で、骨の形にはほとんど理由があって、使い方、生活によって変化することがわかりました。初めて知ることばかりでとても面白かったです。 (男子)
僕は先生の「生物の進化とは決して強くなるということではない」という言葉に関心を持ちました。進化とは環境に適応することなんだとわかってびっくりしました。とても分かりやすく、楽しく聞けて良かったです。 (男子)
チンパンジーとヒトの共通の祖先の骨は、あごの部分しか見つかっていないそうです!すごく気になります!京大で勉強して、と言われました。 (女子)
分かったことは、サルがだんだん減ってきていること、チンパンジーとホモサピエンスの骨の違いです。あんまりサルには興味がないけど、骨はすごく面白かったし、いろいろな違いがあってとっても面白かったです。来月が楽しみです。 (女子)
この続きは来月9日、モンキーセンターで。