西華祭を行いました!
31日(金)、1日(土)と多治見西中学校・高校合同行事の西華祭を行いました。
この行事では全校を縦割りの4つの部門(グループ)に分けて活動をします。体験部門、パフォーマンス部門、展示鑑賞部門、演劇部門の4つです。それぞれ5月頃から3年生を中心に活動を進めてきました。
活動が始まった頃は、他学年の子の名前も分からない状態でした。
その中、上級生の子が下級生の子に話しかけながら、活動を進める場面がたくさんありました。
「3年生は全体活動の計画や準備をしたり、下級生に指示をしたりする。」
「2年生は3年生の指示を1年生へと繋ぐ。」
「1年生は自分の役割を果たす。分からない事を自分から上級生に質問をする。」
そんな学年の役割を一人一人が理解し、実践することが出来ていました。作品が少しずつ完成していくにつれて、学年を越えた関係を作っているのを感じました。
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ダンスを下級生に教える上級生
- 折り鶴7200羽で大きな絵をつくる
- 学年を越えて楽しく話しながら活動
西華祭を終えた生徒のコメントです。
<1年生>
私は元々全く踊れなかったのですが、先輩方が優しく教えてくださったことを思い出しながら練習したり、休み時間に同じ曲を踊る子とその日までの振りの確認をしたりして必死についていこうとしました。 本番前には下駄箱前で練習をしました。本番は緊張もしましたがそれより楽しかったです! なかなか喋る機会のない先輩や他クラスの子とも仲良くなれました。みなさんの優しさに触れることで西華祭を楽しく過ごす事ができたのでとても良い思い出です。
<2年生>
自分がリーダーから任された仕事を一生懸命やりました。最後の方では、自分の仕事が無くなった時にリーダーに仕事が無いか聞いてやる事を頑張りました。また、この西華祭の準備期間の間に後輩の子とも積極的に喋ることが出来たし、あまり関わりのなかった先輩ともたくさん喋ることが出来たので良かったです。 私の担当は受付だったけど、もう一人の受付の係りの子と協力してやりました。忙しかったけど失敗もなくて良かったです。また受付の係りをやっていると、係りの無い人が来て暗幕などを直しているところがすごいなぁと思いました。 先輩・後輩と仲良く喋る力 みんなと協力して物を作る力 がついたと思います。そして、いつも見ている仲間とはまた違った姿を見ることが出来ました。来年は後輩の事をしっかり見て、的確な指示を出す!
<3年生>
演劇の技術をよりよくすることはもちろん、後輩のことを気にかけ全体のつながりを意識した。 本番前はなるべくみんなが緊張しないように話しかけたりして、本番では自分が先頭を切ってみんなをできる限り引っ張れるようにした。本番が終わったあとは、まだ興奮していて、とても達成感があふれていた。 今年は後輩としてではなく先輩としての西華祭だったので、後輩に気を配ることがとても身についたと思う。
- iPadを使って説明
- プロジェクターに投影し、みんなで情報共有
- 全体へプレゼンテーション
また、活動中もiPadを使って生徒自身が考えながら活動している場面がたくさんありました。
次は体育祭活動です。
野外オリエンテーション、西華祭と学年を越えた行事で得た結びつきを生かして、体育祭へとつなげていきましょう。