2014年11月07日(金)
私の視野が広がった
今回の修学旅行を通して、とても多くのものを得ることができた。
じんぶん学校ではシュノーケリングと魚釣りをした。どちらもとても貴重な体験だったと思う。シュノーケリングに関しては、私にとって初めての体験であった。正直、どうなのか?と思っていた。私は泳げないからだ。しかし、いざやってみると、普段プールで泳ぐよりも泳ぎやすく、割と自由に泳ぐことができた。ここから自分ができないからと決めつけて最初からやらないのより、とりあえずやってしまった方が得るものがあるという事を学んだ。
伊江島でのホームステイでは、おじい、おばあの家に一泊した。おじいは、「もう、おじいの孫なのだからいつでも帰っておいで」と言ってくれた。ふだんでは感じられない言葉の重みを感じた。血こそつながってはいないが、家族らしい家族の姿を見た気がする。旅はよく「一期一会」と言われるが、ここには自分の帰る家がある。家族がある。そう思える伊江島でのホームステイだったと思う。伊江島を出る時、「また帰るからね。」「行ってきます。」フェリーから大きく手を振りながら言った言葉は、おじいやおばあに届いているといいなと思った。
平和学習で学んだ事は、日本の歩んできた歴史について。それまで遠くにいた「それ」を急に近くに感じた。「戦争の恐怖」を直接見る機会でもあった。目を背けたくなるような現実も事実も、全てが歴史だ。その過去を背負って生きるのが私たちの責任であると思う。その責任を放棄した時、また戦争が起こるのだ。私たちは過去と未来を見るための目を養わなければならない。
今回の研修を通して私の視野が広がった、そう思う。 (3年女子)